シンクタンクとは|仕事内容やスキル・年収を解説

転職

シンクタンクに興味があるけど、「業界未経験でどんな仕事内容か分からない」、「年収・キャリアの広がりは?」、「どのような必要なスキル・資格が必要なのか?」等、疑問に持たれている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、シンクタンクで働いている現役社員の経験を踏まえて、シンクタンクの仕事内容から年収まで幅広く解説いたします。

シンクタンクの仕事内容

シンクタンクとは、さまざまな分野におけるリサーチや分析を専門とする組織で、主に政策立案や戦略策定の支援を行います。公共政策や経済、環境問題などの課題について調査し、データをもとに提言やレポートを提供することがシンクタンクの役割です。政府機関や民間企業、国際機関など、さまざまなクライアントがシンクタンクの知見を活用しています。

政策提言・リサーチ

シンクタンクの最も代表的な仕事が、政策提言です。政府や自治体、国際機関が直面する課題を解決するため、専門家がリサーチを行い、政策を提案します。たとえば、経済政策、環境保護、医療制度改革など、社会のあらゆる分野に関する提言を行います。

提言は、データ分析に基づいて行われるため、定量的・定性的な調査を通じて信頼性の高い根拠を提供します。また、他国の事例や過去の成功事例などをリサーチして、新たな政策のヒントを導き出すことも重要な仕事です。

経済分析・市場調査

経済分野に強いシンクタンクは、特に経済動向の分析や市場調査を得意としています。国内外の経済状況や市場の変化を分析し、企業や政府に向けて経済予測やリスク分析を行います。

市場調査では、特定の業界や新興市場における動向を調べ、ビジネス戦略に役立つデータを提供することも。例えば、デジタルトランスフォーメーションが進む中で、IT業界の市場動向を把握し、新たなビジネスチャンスをクライアントに示すことも重要な仕事です。

社会調査・世論調査

シンクタンクは、社会問題に関する調査や世論調査も行います。これにより、政策決定者が民意を把握し、最適な政策を打ち出すためのサポートをします。たとえば、少子高齢化や教育格差、働き方改革といった社会的な課題について、リサーチを通じて深い洞察を提供します。

世論調査は、選挙や国民の関心が高まる問題に関するデータを収集・分析し、その結果を公表することもシンクタンクの役割の一つです。こうした調査は、メディアや公共機関に向けて信頼性の高い情報を提供するためにも重要です。

企業向けコンサルティング

シンクタンクの仕事は、公共分野だけに限りません。多くのシンクタンクが企業向けのコンサルティングも行っており、特定の業界に特化したビジネス戦略やリスク管理の支援を行います。

特に新興市場への参入や、グローバル展開を進める企業にとっては、現地の市場環境や経済状況の分析が不可欠です。シンクタンクは、データに基づいた信頼性の高いビジネス提案を提供し、企業の経営判断を支えます。

国際関係・安全保障分析

国際関係や安全保障に関するリサーチも、シンクタンクの重要な業務の一つです。地政学的なリスクや国際紛争、テロリズムなどに関する分析を行い、政府や国際機関に提言を行います。

また、外交政策に関するアドバイスを提供したり、国際的な協力体制の構築を支援する役割も果たしています。安全保障の分野では、軍事戦略やサイバーセキュリティに関する調査も行われます。

下記には他の業界における年収・仕事内容・残業時間について解説しています。

戦略・ITコンサル・SIer・シンクタンクの年収/仕事内容/残業時間を徹底解説

シンクタンクの職位と役割

シンクタンクは、政策研究や市場分析、社会問題に関する調査を行い、政府や企業、団体に向けた提言を行う専門機関です。ここでは、シンクタンクにおける主な職位とその役割について詳しく説明します。シンクタンクの職位は、一般的な企業の職階と似ていますが、研究者やアナリストとしての専門性が求められるため、特有のキャリアパスや役割があります。

アナリスト(Analyst)

  • アナリストは、シンクタンクの基礎的な職位です。政策分析や市場調査などの具体的なデータ収集、調査、分析を担当します。アナリストの主な仕事は、上位の研究者やマネジメント層の指導のもと、リサーチプロジェクトをサポートすることです。
  • 役割: アンケート調査や統計データの収集、分析レポートの作成、調査結果の可視化などが主な業務です。また、政策や市場動向の予測分析を行うこともあります。
  • スキル: 分析ツールやデータ処理ソフトウェアに精通し、リサーチスキルや論理的思考力が必要です。定量的なデータ分析だけでなく、質的な調査手法にも対応する能力が求められます。

シニアアナリスト(Senior Analyst)

  • シニアアナリストは、アナリストの上位職で、より高度な分析やプロジェクト全体の管理を行います。自らも調査を担当しつつ、チームメンバーのリサーチ業務を監督したり、クライアントとのコミュニケーションを取る役割も担います。
  • 役割: 分析結果をもとに戦略的な提言をまとめ、レポートを作成することが中心的な仕事です。クライアントに対して調査結果をプレゼンテーションする機会も増えていきます。
  • スキル: アナリストとしての基本的なスキルに加え、プロジェクト管理能力やチームの指導力が求められます。また、プレゼンテーションスキルや交渉力も重要です。

コンサルタント(Consultant)

  • コンサルタントは、プロジェクトを主導する立場であり、クライアントとの直接的なやり取りや提案を行います。シンクタンクにおけるコンサルタントは、得られた調査結果をもとに、政策や経営の改善策を提案する役割を担います。
  • 役割: クライアントのニーズに応じた調査・分析を主導し、その結果に基づく提言や解決策を作成します。また、クライアントとの折衝や交渉を行い、調査の方向性や進め方を決定します。
  • スキル: 分析力と提案力はもちろんのこと、クライアントの要望を理解し、柔軟に対応するコミュニケーション能力が必要です。また、プロジェクト管理のスキルも求められます。

マネージャー(Manager)

  • マネージャーは、複数のプロジェクトを管理し、チーム全体のパフォーマンスを統括します。シンクタンクにおけるマネージャーは、リサーチだけでなく、組織全体のプロジェクト進行やリソース管理に責任を負います。
  • 役割: 複数のプロジェクトを同時に管理し、チームメンバーの指導やサポートを行います。クライアントとの契約管理や予算調整も重要な業務です。加えて、成果物の品質管理や納期管理を行い、クライアントに対する最終的な報告を行います。
  • スキル: 優れたプロジェクト管理能力、リーダーシップ、問題解決能力が求められます。また、財務管理やビジネス戦略の知識も重要です。

ディレクター(Director)/パートナー(Partner)

  • ディレクターパートナーは、シンクタンクの最上位職位で、組織全体の方針決定や新規事業の開拓を行います。経営層に属し、組織のビジョンを具現化し、長期的な成長戦略を設計します。
  • 役割: 組織全体のリサーチ方針や戦略を決定し、クライアントとの高レベルな交渉を行います。また、新規顧客の獲得や業界内での影響力強化も役割の一つです。企業のトップクラスとの対話や、政策提言の場に参加することも多くなります。
  • スキル: 優れた経営感覚とリーダーシップ、業界に対する深い洞察力が必要です。また、顧客ネットワークの構築や維持ができる能力も求められます。

シンクタンクのキャリア

シンクタンクでの経験を積んだ後、次のステップとしてさまざまなキャリアパスが広がっています。シンクタンクは、社会問題や政策提言に対する分析能力や専門知識が求められる場であり、これらのスキルは他の分野でも非常に評価されます。以下では、シンクタンクからの転職先として代表的なキャリアパスと、その可能性について解説します。


政府機関・公共政策分野

シンクタンクでの経験は、政府機関や公共政策分野で非常に役立ちます。シンクタンクで培った政策立案やデータ分析のスキル、社会問題に対する深い理解は、政策形成に関わるポジションで大いに評価されるでしょう。具体的には、行政職や政策アナリスト、官僚として活躍する道が考えられます。

コンサルティングファーム

シンクタンクでの経験は、コンサルティング業界でも高く評価されます。特に、社会的・経済的な問題に対する分析力や、課題解決のアプローチは、戦略コンサルティングや経営コンサルティングに転用可能です。シンクタンクでの経験を活かし、クライアントの課題を解決するコンサルタントとしてのキャリアを築くことができます。

企業の経営企画・事業戦略部門

企業の経営企画部門や事業戦略部門でも、シンクタンクでの経験は重宝されます。特に、大手企業ではグローバルな視点や政策に対する理解が求められるため、シンクタンクでの分析や戦略提言のスキルが役立ちます。また、企業内での重要な意思決定に関わり、企業の成長をサポートする役割を担うことができます。

アカデミック分野

シンクタンクでの研究経験は、アカデミック分野でも活かせます。大学や研究機関での教員や研究者としてのキャリアを目指す道もあります。シンクタンクでの研究成果を論文や書籍として発表することで、学術的なキャリアを築くことが可能です。

国際機関・NGO

国際問題や社会的課題に深く関与してきたシンクタンクの経験は、国際機関やNGOでも高く評価されます。特に、国際協力や持続可能な開発、環境問題など、グローバルな視点が求められる分野での活躍が期待できます。国連や世界銀行、各種国際NGOでの活動は、社会的貢献を実感できるキャリアパスの一つです。

シンクタンクに必要なスキル

シンクタンクは、政策研究や市場調査、社会問題の解決に向けた提言を行う機関であり、業界や分野ごとに高度な専門性が求められます。ここでは、シンクタンクで働くために必要なスキルについて解説します。シンクタンクにおける成功は、情報収集や分析能力、コミュニケーションスキル、そしてクライアントや社会への提言力にかかっています。以下に、シンクタンクに必要な主なスキルを紹介します。

分析力(Analytical Skills)

シンクタンクで最も重要とされるスキルの一つが、分析力です。データや調査結果をもとに問題を整理し、具体的な提言を行うには、データを客観的に評価し、関連性を見つけ出す能力が不可欠です。定量データ(数値データ)と定性データ(言葉や文章)の両方を扱い、それを解釈して洞察を導き出すスキルが求められます。

  • 活用例: 経済政策や市場トレンドの予測、社会問題に関するデータの分析など。
  • 具体的な能力: 統計分析、データモデリング、シミュレーション、リサーチ手法の熟知。

リサーチスキル(Research Skills)

シンクタンクの業務は、問題解決に向けた徹底的なリサーチに基づいています。広範な文献調査や一次情報の収集、データ分析が必要です。リサーチスキルは、対象分野に対して適切な調査手法を選び、信頼できる情報を収集し、それを整理・分析するために不可欠です。

  • 活用例: 政府の政策提言や企業の戦略に役立つ資料やデータの収集。
  • 具体的な能力: 文献レビュー、アンケート調査設計、インタビュー技法、データベースの利用。

コミュニケーションスキル(Communication Skills)

調査結果を適切に伝えるためには、コミュニケーションスキルが非常に重要です。クライアントや公的機関との対話において、明確に分析結果を説明し、解決策を説得力のある形で伝える能力が必要です。また、報告書の作成やプレゼンテーションの場では、専門的な内容を分かりやすく伝える技術が求められます。

  • 活用例: クライアントへのプレゼンテーションや調査報告書の作成。
  • 具体的な能力: レポートライティング、プレゼンテーション技法、ネゴシエーション(交渉力)。

問題解決能力(Problem-Solving Skills)

シンクタンクの仕事は、社会や企業が抱える課題に対して解決策を提示することが目的です。そのため、問題を発見し、適切なソリューションを見出すための問題解決能力が必須となります。分析結果をもとに、実行可能な提案を行い、クライアントにとって最適な選択肢を提示できるスキルが重要です。

  • 活用例: 政策提言や新規事業のコンサルティングにおける課題解決策の提案。
  • 具体的な能力: 論理的思考、クリティカルシンキング、ソリューションデザイン。

専門知識(Subject Matter Expertise)

シンクタンクの分野は多岐にわたりますが、特定の専門分野に関する深い知識が求められます。政策研究、経済学、環境問題、テクノロジー、エネルギーなど、それぞれの分野において独自の知見を持っていることが信頼性のカギとなります。特に、変化が激しい分野では、最新のトレンドやテクノロジーの動向に対する知識を更新し続けることが重要です。

  • 活用例: エネルギー政策に関する提言や環境問題に対するアプローチの策定。
  • 具体的な能力: 分野に特化した技術的・学術的知識、最新トレンドの理解。

プロジェクト管理スキル(Project Management Skills)

シンクタンクの仕事は、複数の調査プロジェクトを同時進行で管理することが多いため、プロジェクト管理スキルが必要です。プロジェクトのスケジュール管理やリソース配分、チームのコーディネーションを行う能力が重要です。特に、大規模な調査プロジェクトでは、タイムラインの遵守と品質管理が成果を左右します。

  • 活用例: 複数のクライアント案件を管理し、期限内に成果物を提供する。
  • 具体的な能力: タスクマネジメント、リソース管理、スケジュール管理。

国際的な視野と多文化対応能力(Global Perspective and Multicultural Competence)

シンクタンクでは、グローバルな問題を扱うことが多いため、国際的な視野と多文化対応能力も重要なスキルです。異なる文化背景を理解し、国際的なステークホルダーとのコミュニケーションを円滑に行う能力は、特に多国籍企業や政府機関との連携で役立ちます。

  • 活用例: 国際問題に関する調査や多国籍クライアントへのコンサルティング業務。
  • 具体的な能力: 異文化理解、語学力、国際情勢への洞察力。

シンクタンクにおすすめの資格

シンクタンクで働くためには、幅広い知識やスキルが求められます。リサーチや分析力はもちろん、経済、政策、社会問題に精通していることが重要です。シンクタンクでのキャリアを築くうえで、特定の分野における専門知識や分析スキルを証明するために役立つ資格を取得しておくと、転職や昇進に有利になります。

下記では、シンクタンクにおすすめの資格についてご紹介します。


中小企業診断士

中小企業診断士は、企業経営に関する幅広い知識を証明する国家資格です。経営戦略やマーケティング、財務管理など、企業に関するあらゆる分野の専門知識を持つことを示します。

なぜシンクタンクにおすすめ?
シンクタンクで行う企業分析や経済政策の提言では、企業経営や市場動向に精通していることが不可欠です。中小企業診断士の資格を持っていることで、企業や産業に対する深い知識を活かし、より具体的な提言やレポートを作成するスキルを証明できます。


経済学関連の資格(例:日商簿記1級、ファイナンシャルプランナー)

経済学や金融に関連する資格として、日商簿記やファイナンシャルプランナーの資格が挙げられます。簿記の資格は、企業や経済活動における財務データの分析スキルを証明し、FP(ファイナンシャルプランナー)は資産運用や金融リテラシーに関する知識を持つことを示します。

なぜシンクタンクにおすすめ?
シンクタンクでは、経済や財政政策に関する提言を行うことが多く、財務や経済の知識が重要です。日商簿記やファイナンシャルプランナーの資格を取得することで、財務データの正確な読み解きや、経済的な視点からのアドバイスができることを証明できるため、特に経済分析に携わる場合に有利です。


PMP(Project Management Professional)

PMPは、プロジェクトマネジメントの国際資格で、プロジェクトの計画、実行、管理に関するスキルを持つことを証明します。プロジェクトの進行をスムーズに管理し、チームをまとめながら目標を達成する力が評価されます。

なぜシンクタンクにおすすめ?
シンクタンクの仕事では、大規模なリサーチプロジェクトや政策提言のプロジェクトを進行することが頻繁にあります。PMPの資格を持っていると、複雑なプロジェクトを効率よく進行し、チームをリードする能力をアピールできるため、リーダーシップを発揮したい場合に非常に有利です。


MBA(経営学修士)

MBAは、ビジネス全般に関する高度な知識を提供する修士号です。経営戦略、財務、マーケティング、組織管理など、ビジネスの各分野を網羅的に学ぶことができます。

なぜシンクタンクにおすすめ?
シンクタンクの仕事では、経済やビジネスに精通した上で、政策や企業戦略に関する提言を行うことが重要です。MBAの学位を持っていることで、ビジネスに関する幅広い知識や戦略的な思考能力を持つことを証明でき、企業戦略に関する提言やコンサルティング業務で強みを発揮することができます。


統計検定

統計検定は、データ分析や統計学の知識を持つことを証明する資格です。データに基づいた正確な分析能力を求められる分野では非常に有用です。

なぜシンクタンクにおすすめ?
シンクタンクで行うリサーチやデータ分析には、統計学のスキルが欠かせません。統計検定の資格を取得することで、データを正確に扱い、客観的な視点から分析を行う力があることを示せます。特に、データに基づく政策提言や経済予測を行う場合には、統計的な知識が重宝されます。


TOEIC / 英語力

TOEICは、英語のリスニングとリーディングスキルを測定する国際的な試験です。特にグローバルな企業や国際機関で働く際に、英語のコミュニケーション能力は必須となります。

なぜシンクタンクにおすすめ?
シンクタンクの業務は、国際的なリサーチや政策提言を行うことも多いため、英語での情報収集や提言書作成、プレゼンテーションスキルが求められます。TOEICなどの英語関連の資格は、国際的なプロジェクトに関与する機会を増やすために重要な資格となります。

シンクタンクの年収


シンクタンクの年収は、職位や経験、扱う分野によって大きく異なりますが、一般的には以下のような範囲です。大手シンクタンクやグローバルファームでは、特に高収入が期待されます。

役職 年齢 給与 昇格に必要な期間
ジュニアリサーチャー/アナリスト 22~27歳 400万~600万円 3~5年
 シニアリサーチャー/コンサルタント 25~37歳 600万~1000万円 5~10年
マネージャー 30歳~ 1000万~1500万円 10~15年
ディレクター/パートナー 実績による 1500万円以上 実績による

シンクタンクの魅力

シンクタンクで働くことの魅力には、以下の点があります。

  • 社会への貢献
    政策提言や問題解決を通じて、社会や経済に影響を与えることができます。
  • 多様なテーマに携わる
    政治、経済、環境など、多岐にわたる分野で活動でき、幅広い知識が身に付きます。
  • 学術的・実務的なバランス
    理論に基づいた研究と実際の政策提言を行う、学術とビジネスの両面で活躍できます。
  • 成長機会
    専門分野を深めながら、新しい問題に取り組むことで、個人としての成長が期待されます。

シンクタンクの転職対策

シンクタンクへの転職を成功させるためのポイントは以下の通りです。

  • 専門知識の深耕
    自分の得意分野を深め、その分野に関する実績をアピールすることが重要です。
  • 研究実績の提示
    学術論文や報告書など、研究の成果物を具体的に提示できるよう準備しましょう。
  • 面接対策
    シンクタンクでは、政策や戦略に関するディスカッションが行われることが多いため、論理的かつ建設的な議論ができるよう準備することが必要です。
  • ネットワーキング
    業界内の人脈を活かし、転職の機会を見つけることも効果的です。

下記の記事では転職の方法やおすすめの転職サイトについて詳しく書いてるので、ぜひ参考にしてみてください。

転職未経験者必見!「転職活動の流れ」を徹底解説

転職を成功させる!「おすすめ転職サイト10選」

シンクタンクティングファーム一覧

日本国内外で有名なシンクタンクをいくつか紹介します。

  • 日本総合研究所
    日本最大級のシンクタンクで、経済や社会の様々な問題に対して提言を行います。
  • 三菱総合研究所
    科学技術や経済政策に特化し、政府や企業へのコンサルティングを行います。
  • 野村総合研究所(NRI)
    金融やIT分野に強みを持ち、多様なクライアントを持つ大手シンクタンクです。
  • RAND Corporation
    米国を代表するシンクタンクで、軍事・外交政策や技術分野で世界的な影響力を持ちます。
  • ブルッキングス研究所
    世界有数のシンクタンクで、特に政治・経済政策に関する調査・提言を行っています。

まとめ

今回は「シンクタンクの仕事内容やスキル・年収」を紹介しました。

私は長年、経営コンサルタントとして働きながら人事や面接官をしておりますが、コンサル会社・シンクタンク特有の面接対策なしで突破するのは非常に難しくなっています。

近年は経営コンサルタント・シンクタンク向けのキャリアアドバイザーが増えていますので、相談や面接対策など積極的に活用して、コンサルの内定を目指してください。

以下の記事では「経営コンサルティング企業希望者向けの記事」についてまとめているので、こちらの記事も是非併せて読んでみてください。

タイトルとURLをコピーしました