たった3年で貯金1000万円?「誰でもできる貯金術」

お金

「今後の結婚・出産・教育・老後・旅行に向けて、お金を貯めたいのに思うように貯まらない」、「老後の2000万円問題はどうすればいいの?」等、疑問・不安に持たれている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、ファイナンシャルプランナーである私が20代で2000万円を貯めた再現性の高い方法を伝授します。

この記事は「今後の結婚・出産・教育・老後・旅行のためにお金を増やしたいが、方法が分からない、何から始めればいいか分からない方」に読んでいただければ幸いです。

お金が増える重要3要素(稼ぐ・貯める・増やす)

お金が増える重要な3要素。それはお金を稼ぐ力、貯める力、増やす力です。

この3つの力いずれが欠けていても、お金は増えることはありません。バランス良く3つの力を養っていくことをおすすめします。

お金を貯める方法について知る

お金を増やす方法について知る

お金を稼ぐ方法について知る

必要費用を知り、目標貯金額を決める

支出や収入を定めるためには、まずご自身のライフプランをもとに、何年後にどのくらいのお金が必要になるのかを知る必要があります。

支出・収入目標は、ライフプランや現状の支出・収入をもとに現実的な目標を設定をすることにより、無理なく継続していくことが出来ます。

また、目標を設定することにより、お金を増やすために我慢をしていた趣味や辛かった仕事に対して、意味を見出すことができるため、途中で挫折することなくお金を増やすことができるようになります。

今回は私のお客様向けに活用している家計簿(収支シミュレーション)シートをプレゼントさせていただきます。下記リンクからダウンロードして使ってみてください。

家計簿シート

家計簿シートの使い方詳細は別記事で解説しているので、こちらをご参照ください。

人生における大きな出費Top3(合計1億2000万円)

一般的にライフステージでかかる大きな出費は
①住宅費用(5000万円/1家族)、②教育費用(1500万円/人)③老後資金(2000万円/人)と言われています。

父、母、子供2人の家族のケースでは、最低でも1億2000万円の支出が発生することになります。
しかも、この支出とは別で食費、交際費などの費用を払う必要があります。

その他の食費や交際費など日常的にかかる費用は節約などによってコントロールすることが出来ますが、①住宅費用や②教育費用、③老後資金は削りにくい費用となります。

ぜひこの機会で、支出や収入をしっかり理解して、計画的な人生設計をしてもらえたら幸いです。

1位:住宅費(5000万円/1家族)

住宅費は人生の中で最も大きな出費と言われています。

住宅費用は都道府県、間取り、駅からの距離等により大きく異なるため一概には言えませんが、
平均的な4人家族(3LDK)を想定した時の首都圏と郊外で2つのケースの住宅費を示します。

首都圏(3LDKマンション):9000万円
郊外(5LDK戸建て):5000万円

もちろん、住宅は一般的にローンを組んで購入することになるため、上記の金額を一括で支払う必要はありませんが、何年ローンを組むかによって毎月に払う金額が大きく変わってきます。

2位:子供の教育費(1500万円/人)

教育費は人生の中で2番目に大きな出費と言われています。

また、中学校~大学の教育費も公立or私立により大きく異なります。

当然、全員公立の学校に入学できれば、学費を抑えることができますが、貯金は“もしも”のことを想定していく必要があるため、全て私立を想定して貯金額を設定すれば安心でしょう。

最低でも高校・大学は私立に通う前提で貯金額を見積もることをおすすめします。

下記に各私立学校の学費を掲載するので、ご自身の家庭を想定したときの必要な貯金額を概算してみてください。

中学私立(3年間):450万円
高校私立(3年間):450万円
大学私立(4年間):600万円

3位:老後資金(2000万円/人)

老後資金は人生で3番目に大きい出費と言われています。

近年、老後の2000万円問題が話題になっておりますが、これは現在の労働者が年金を受給する時には現在の年金受給者ほど十分に国から年金を受給できない可能性があるという観点で国が啓発した内容となっております。

要は老後の生活は国だけでは見きれないので、各自ちゃんと老後資金は貯めておきましょう!というメッセージというべきでしょうか。

かなりの金額ですが、2000万円を老後までに貯めるのを目標の目安にするのがおすすめです。

お金を貯める方法

支出と収入の平均値を知る

下記のグラフとご自身の支出を見比べてみることにより、自分は貯蓄が出来ている側なのか、出来ていない側なのかがわかります。ぜひ参考にしてください。

【2人以上家族の平均値(2022年の平均値)】

収入合計 617,000円
支出合計 437,000円
住宅 116,740円
食料 80,554円
固定資産税・管理費・積立金 20,040円
光熱・水道 25,657円
家具・家事用品 12,837円
被服及び履物 9,343円
保険医療 15,099円
交通・通信 44,465円
教育 10,750円
教養娯楽 26,428円
その他の消費支出 59,167円
月当たり貯蓄額 180,000円

※出典:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 3-1 世帯人員別 二人以上の世帯・勤労者世帯・勤労者世帯(うち世帯主が60歳未満)・無職世帯 年次 2022年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

支出の見直し

本章では、お金を貯める上で重要な各支出の見直し方法についてお伝えします。

私の節約術を使えば、毎月18万円、生涯で1億4000万円の節約することが出来るので、
その分多くのお金を将来の費用に向けて貯めることが可能になります。

支出の種類 節約前(月額) 節約後(月額) 生涯節約額
住宅費 11.7万円 3.1万円 3,500万円
食費 8万円 3.5万円 6,960万円
スマホ代 0.8万円 0.3万円 420万円
車代 4万円 2万円 880万円
税金 0万円 -0.2万円 100万円
交際費 2.6万円 0.6万円 1,920万円
合計 27.1万円 9.3万円 1億3,780万円

無理のない範囲で真似してみてはいかがでしょうか。

住宅費(価格交渉・県営団地・築古戸建フルリノベ)

家賃・居住費は支出割合が最も高いと言われています。

賃貸・住宅購入のいずれの場合でも、家賃又はローンという形で毎月固定金額を払い続ける必要があります。毎月大きな出費になるからこそ、家賃・ローン額は抑えたいですよね。

下記にて、私がおすすめする住宅費の節約術を紹介します。

【家賃節約術】

  • ①家賃交渉(賃貸希望者向け)
  • ②公営住宅(低所得者向け)
  • ③築古戸建を補助金でフルリノベ(持ち家が欲しい方向け)

【各節約術の効果】

居住パターン(※1) 月額 生涯節約額(※4)
賃貸(家賃交渉なし) 11.7万円
①賃貸(家賃交渉あり) 11万円 336万円
②賃貸(公営住宅) 9.1万円 1248万円
新築戸建購入(※2) 10.4万円
③築古戸建をフルリノベ(※3) 3.1万円 3500万円

※1:ファミリータイプを想定
※2:5000万円を40年で返済と想定
※3:500万円の築古戸建を1000万円でフルリノベ、40年で返済と想定
※4:30~70歳までの40年間を想定

①家賃交渉方法、②公営住宅への居住条件、③フルリノベで使える補助金については、別記事でまとめているので、下記を参照ください。 

➤①家賃交渉方法
➤②公営住宅への居住条件
➤③フルリノベで使える補助金

食費(自炊・ふるさと納税・株主優待券)

食費は油断すると家賃よりも高くなる可能性がある費用なので、十分に気を付ける必要があります。

そこで、私が実際に食費を月2万円/まで減らした、食費節約テクニックを3つ紹介します。本テクニックは1つだけでなく組み合わせることで効果を増大させることが出来るので3つとも実践してみてください。

【食費節約術】

  • 自炊
  • ふるさと納税
  • 株主優待券

【各節約術の効果】(2人家族想定)

食事方法 1か月の食費 生涯節約額※3
①外食のみ※1 18万円
②外食のみ(株主優待券活用)※2 14.4万円 1,728万円
③自炊のみ 7万円 5,280万円
④自炊×ふるさと納税 3.5万円 6,960万円

※1:外食は1000円/人・食想定
※2:株主優待券は20%引き想定
※3:30~70歳の40年間で計算

上の表を見ると、①の外食のみが最も高いため、③の自炊や④自炊×ふるさと納税で食費を抑えたりすることが出来ます。また、外食好きな方は②の株主優待券を利用したり工夫することによって食費を抑えることが出来ます。

最も食費が高い①外食のみ最も安い④自炊×ふるさと納税を比較すると
月14.5万円、生涯で6960万円を節約することが出来ます


【とにかく食費を減らしたい方】

出来るだけ自炊するのは当然ですが、最近はスーパーの食材価格も高騰しているので、
とにかく食費を減らしたい方は“ふるさと納税”で食料品を購入して、自炊をすることをおすすめします。

下記では、おすすめのふるさと納税サイトとふるさと納税の商品をまとめているので、「ふるさと納税初心者」はぜひご覧いただければ幸いです。

ふるさと納税初心者必見!おススメの返礼品とふるさと納税サイト5選


【食費も抑えたいが、外食もしたい方】

いくら自炊が外食と比較して安いからと言っても外食はたまにはしたいですよね?
貯蓄好きな私も外食が好きなので、たまには自炊の息抜きで外食をしています。

そんな外食好きな方には株主優待券などで外食チェーンの割引券などを利用することをおススメします。

下記では、外食チェーンなどの株主優待券についてまとめているので、「株主優待券初心者」はぜひご覧いただければ幸いです。

実は知らない株主優待での超節約術!ジャンル別おススメの株5選

スマホ代(格安SIMの利用)

近年、大手通信キャリアの携帯の通信費用も値下げがされましたが、格安SIMと比較すると倍額以上に高価な傾向にあります。

大手キャリア(節約前) 8000円/月額
格安SIM(節約後) 3000円/月額
生涯節約額(※10~80歳想定) 420万円

格安SIMは大手の通信網を借りているため、通信速度などのスペックに違いはないため、大手キャリアへのこだわりがなければ、格安SIMの利用のおすすめします。

私も格安SIMは10年以上前から使い続けています。

下記記事では、おすすめの格安SIM会社についてまとめているので、格安SIMの利用を検討している方はぜひご覧ください。

(準備中)おすすめの格安SIM

車(カーシェアの利用)

昔は電車や車移動しか選択肢はありませんでしたが、都内の移動手段の多様化(電動バイク・自転車)や公共交通機関(電車・バス)の利便性の向上により、車を保有する方が減少傾向にあります。

実際、自家用車を持っていても土日しか使わない方が多いため、多くの人にとって自家用車よりもカーシェアの方が経済的であることが多いです。

下記表で実際に自家用車とカーシェアのお金を比較したところ、カーシェアの方が半額で済むことがわかりました。

自家用車(節約前)※1 46万円/年額
カーシェア(節約後)※2 24万円/年額
生涯節約額※3 880万円

※1:トヨタ「アクア」240万円を10年利用、車検は10万円/年、車両保険2万円/年、自動車税10万円/年
※2:タイムズカーシェアのベーシック車の利用、5000円/週1回12時間
※3:30~70代まで利用想定

普段から通勤で車を利用する等頻繁に利用している方、自分の車を持つことが夢の方や高級車を購入して節税対策をしている方を除き、カーシェアの利用をおすすめします。

私も自家用車は持たず、状況に応じてファミリータイプ・コンパクトタイプのカーシェアを使い分けています。

下記記事では、おすすめのカーシェア会社についてまとめているので、カーシェアの利用を検討している方はぜひご覧ください。

(準備中)おすすめのカーシェア
(準備中)都内移動に最適レンタル電動バイク・自転車

税金(ふるさと納税の利用)

2008年からふるさと納税制度が解禁されて、誰でも節税対策を簡単にできるようになりました。

ふるさと納税制度とは、たった2000円払うことにより、色んな自治体から2000円以上の様々な返礼品を受け取れる制度となっています。

節税効果は年収が上がるほど高くなり、年収400万円であれば1万円程度、年収800万円であれば3万円程度、年収1000万円であれば6万円程度の節税効果があります。

ふるさと納税節税効果(単年)※1 2万円/年額
生涯節約額※2 100万円

※1:年収600万円を想定
※2:20~70代まで利用想定

ふるさと納税制度は利用者にデメリットはないため、働いているサラリーマンや自営業の方はふるさと納税制度を利用することを強くおすすめします。

私もふるさと納税制度は社会人1年目から、利用し続けており、米・魚・肉・野菜・トイレットペーパーは全てふるさと納税で注文しています。

下記記事では、おすすめのふるさと納税の返礼品やふるさと納税サイトについてまとめているので、ふるさと納税制度を使って節税をしたい方はぜひご覧ください。

ふるさと納税初心者必見!おススメの返礼品とふるさと納税サイト5選

交際費(自治体サービスの利用)

交際費は趣味によって大きく変動があるところだと思います。
しかし、趣味は人生の幸福度を上げられるため、私個人としては我慢してほしくない費用と考えています。

人生の幸福度を上げるためにも、心・体に良い影響を与えるか?金銭面など持続可能性はあるか?に注目して趣味を選ぶのをおすすめします。


【私がおすすめしない趣味】

酒依存・男or女依存(性関連)・ギャンブル依存

3つとの依存症という言葉が存在する程、依存性の高い趣味となっています。趣味に熱中することはいいことですが、辞めたいと思っても辞められないのは趣味ではなく、病気です。

仮に、いつでも辞められる状態であれば問題ありませんが、酒・男or女(性関連)・ギャンブルに依存するとご自身だけでなく、周りの人も不幸にするため、出来ることなら他の趣味を見つけることをおすすめします。


【私がおすすめする趣味】

自治体の安価なサービス:図書館、公的スポーツ施設、公民館などでの格安講座、自治体指定の保養施設、自治体主催のコンサート

運動(散歩・ランニング・筋トレ・球技)はテストステロンを生成すると言われており、体を健康に保つことに加えて、うつ病になりにくい前向きな思考を持つことができると言われています。公的スポーツ施設では、ジムだけでなく、チームスポーツも多く存在するため、仲間との交流を図ることが出来るため、人生の幸福度はアップするでしょう。

参考:JGHP「抑うつ改善に及ぼす運動の効果

読書は知能レベルを上げる、リラックス効果があると言われており、最も効果的なのは就寝前の15分、起床後の15分の読書と言われており、就寝前の読書は快眠を促進する効果、起床後の読書はマインドフルネス的な効果により前向き思考につながると言われています。

こちらも運動と同様に安価なため、貯蓄にもつながります。本を買うお金がもったいないということであれば、「近隣の公共の図書館で本を借りたり」、「購入して読み終わった本はフリマアプリで売る」と500円以内で本が読めるので非常におススメです。

参考:JAEP「読書の心理的効果に関する研究

公共施設利用なし(節約前)※1 2.6万円/月額
公共施設利用あり(節約後)※2 0.6万円/月額
生涯節約額※3 1920万円

※1:2人家族を想定
※2:週2回ジム(300円/人・回)、月1回コンサート(1000円/人)
※3:30~70歳想定

みなさんも地元の公共施設でどのような体験ができるかどうか調べてみることをおススメします。
せっかく住民税を払っているのですから公共施設を使わない手はないと思います。

お金を増やす方法

投資の重要さを知る

お金を増やす方法、それは”投資”を行うことです。

このように聞くと多くの方は、「そもそも投資をするべきなのか?」、「投資はお金を減らすリスクがあるから怖い」と思ったことはないでしょうか?

このように色々考えた結果、多くの方は「お金を減らしたくないから投資はしたくない」と思ってしまいがちです。

実はこのような考えで”一切投資をしないことの方が非常に危険”なのです。


投資をしないリスクとは?

日本・世界でインフレ(物価上昇)が起こるリスクがあります。これをインフレリスクと言います。

インフレリスクとは?

現金の価値が目減りするリスクです。

今、100円で買えるパンが10年後には物価が上がって200円になることがあります。
しかし、手元の100円は変わらないので、実質持っているお金の価値は半分の50円になっているというリスクです。

日本を含む世界各国は物価目標(年間の物価上昇率)を2%に設定しているため、世界の経済を揺るがす出来事(リーマンショック・バブル崩壊・新型コロナ)がなければ、自然と毎年2%のインフレが進んでいくことになります。

これは今年100円で買えていたものが、1年後には102円、2年後には104円、20年後には150円、35年後には200円になっています。

これは今の現金100円の価値が、1年後には98円、2年後には96円、20年後には66円、35年後には50円になっていることと同義になります。


投資はインフレに強い

実はこのようなインフレリスクに強いのが投資と言われています。

お金の価値は可変である一方で、モノ(不動産・金)の価値は変わりにくいこと、
会社の株価は物価成長に従って上がる傾向にあるため、現金を投資資産に変えておくことでインフレリスクに対応することが出来ます。

実際に世界株価の推移を見てみると、

出典:MSCI

40年以上前から、今まで株価は15倍以上になっています。
このグラフからも投資をする大切さが分かります。
(逆に投資をしていなかったら、当時保有していた現金の価値が1/15になっていると考えると恐ろしいですね。)

このように、投資をしないということは、保有している現金の価値が減ることを許容することになるので、投資をすることをおすすめします。


投資の全体像を理解する

まずは具体的な投資方法についてご紹介する前に、各投資手法の必要資金・リスクとリターンについてご説明します。

投資手法 元手 リスク リターン
株式投資(投資信託) 1円~
株式投資(個別株) 1万円~ 小~中 小~中
不動産投資 100万円~
FX 1円~
仮想通貨 1円~ 極大 極大
貴金属(金など) 1万円 極小 極小

リスクを抑えたい方は“株式投資

資金力があり、ローンを組むことに抵抗はなく、リスクを抑えて将来資金を貯めたい方は”不動産投資

リスクを取っていち早く将来資金を貯めたい方は”FX

既に1億円以上の資金があり、いかなるリスクを最小限に留めたい方は”

一定のリスクを取れる方は”FX”と”株式投資(個別株)”で資金を増やしつつ、
資金が増えた段階で中~低リスクの中~低リターンの株式投資(投資信託)と不動産投資をやることをおすすめします。

下記にて、各投資について解説しているので、ご自身のリスク許容度に応じて選択してみてください。

投資をする

株式投資

私が最もおススメしたい投資方法である株式投資を紹介します。

株式投資とは?

株式投資は、会社が出している「株」を買うことで、その会社の一部を持つことです。
株を買うと、会社が利益を出したときにお金(配当)をもらえたり、株の値段が上がったときに高く売って儲けることができたりします。

また、国内ではNISA制度が開始されて、株価は上昇しており、リーマンショック後(2008年当時)は8,000円台だった日経平均が2024年ではバブル期以上の40,000円台まで上昇しています。

投資額(2008年) 2024年での価値
1万円 5万円
10万円 50万円
100万円 500万円
1,000万円 5,000万円

「ニーサ(NISA)をよくニュースで聞くけど、よく分からない…」、「どこの証券会社で株を買えばいいか分からない…」、「どんな株を買えばいいかよく分からない…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

下記にて、株初心者・NISAを知りたい方向けの記事をまとめているので、ぜひ読んでみてください。

新NISAを徹底解説!仕組み・メリット・デメリット・活用方法のまとめ

新NISAのつみたて投資枠で1年放置した結果を大公開!「誰でも放置するだけで副収入」

実は知らない株主優待での超節約術!ジャンル別おススメの株5選

【2024年版】初心者にもおすすめ!証券会社ランキングトップ5

不動産投資

続いておススメするのは不動産投資です。

不動産投資とは?

不動産投資とは、土地や建物などの不動産を購入し、それを運用することで利益を得る投資方法です。主に以下の2つの方法で収益を得ることを目指します。

  • 家賃収入(インカムゲイン)
    不動産を賃貸に出し、入居者から家賃を受け取ることで定期的な収益を得る方法です。
  • 売却益(キャピタルゲイン)
    不動産を購入後、価格が上がったタイミングで売却して利益を得る方法です。

不動産投資は株式投資と比較すると、リスク・リターンともに中程度な投資手法です。

また、不動産投資物件は数百万~数億円単位と物件の価格が高いことも多いため、
不動産投資は貯金に数百万円程度の余裕がある方向けの投資手法です。

不動産投資の成功の3要素は、

①良い物件を見つけられるか?
②安く購入できるか?
③安く・品質の良い管理ができるか?

が重要なポイントとなります。
初期投資額が高いため、事前に入念に勉強してから不動産投資を始めることをおススメします。

下記にて、おススメの不動産投資の勉強方法をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

(準備中)おススメの不動産投資勉強方法

また、不動産投資は選択する物件の種類により、リスクやリターン・軍資金は異なるので、
ご自身の軍資金と投資の考え方に適した不動産物件の購入がおすすめです。

下記にて、不動産物件種類ごとの費用やリスクについてまとめているので、参考にしてみてください。

築年数
評価項目  新築 中古
不動産価格 高い(値下がりしやすい) 安い(値下がりしにくい)
入居率 高い 低い
融資難易度 低い 高い
改修費用 不要 高い
集合住宅or戸建て
評価項目 集合住宅(マンションやアパート) 戸建て
不動産価格 安い(不動産価値が下がりにくい) 高い(値下がりしやすい)
駅近物件 多い 少ない
売却のしやすさ しやすい しにくい
部屋の間取り
評価項目 単身者用(1K, 1R) 夫婦用(1LDK~2LDK) ファミリー用(3LDK~)
平均入居年数 短い 比較的長い 長い
不動産価格 安価 中程度 高価
利回り 低い 中程度 高い

FX

FXはリスク・リターンが大きい投資手法と言えます。

FX(外国為替証拠金取引)とは?

FX(外国為替証拠金取引)は、異なる国の通貨を売買して、その価格変動から利益を狙う投資方法です。たとえば、米ドル/日本円(USD/JPY)のような通貨ペアを取引し、買った通貨が値上がりしたときに売却することで利益を得ます。

  • レバレッジを使うことで少額の資金で大きな取引が可能。
  • 価格変動が利益の源泉だが、リスクも高い。
  • 24時間取引可能で、短期トレードに向いています。

そのため、リスクを取っていち早く将来資金を貯めたい方におススメの投資手法となります。

下記にて、FX初心者向けのおすすめのFX口座をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

【2024年版】初心者にもおすすめ!FX会社ランキングトップ5

仮想通貨

仮想通貨はリスク・リターンが非常に大きい投資手法と言えます。

仮想通貨(暗号資産)とは?

仮想通貨(暗号資産)は、インターネット上で使えるデジタル通貨で、銀行や政府を介さずに直接取引ができるのが特徴です。代表例としてビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)があります。

  • ブロックチェーン技術を利用して安全性を確保できる
  • 世界中で24時間取引可能
  • 投資対象としても注目され、価格変動が大きい

そのため、リスクを取っていち早く将来資金を貯めたい方におススメの投資手法となります。

下記にて、仮想通貨初心者向けのおすすめの仮想通貨の投資用口座をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

仮想通貨初心者向けおすすめの仮想通貨口座

金(ゴールド)が投資に向いている理由は、その特性からくる安全資産としての価値と、市場の変化に対する強さにあります。

以下に、具体的な理由を挙げます。

1. インフレヘッジになる
金は、インフレ(物価の上昇)時に価値を保ちやすい資産です。

2. 経済危機時の安全資産
金は株式や通貨とは異なり、経済危機や不安定な状況でも価値を維持しやすいです。

3. 希少性と実物資産の価値
金は地球上で限られた量しか採掘できないため、その希少性が価値を支えます。

4. 通貨リスクの回避
為替市場や通貨の価値が不安定な場合でも、金はその影響を受けにくいです。

※投資としての注意点
金は配当や利息が得られないため、収益を目的とする投資ではなく資産保全リスクヘッジに適しています。

金はインフレや経済危機、通貨リスクから資産を守るための手段として魅力的なため、既に数千万・数億円などの莫大な資産を持っており、資産を減らしたくない方にとっておススメの投資手法です。

投資は余剰資金で行う

最後に、投資の注意点についてお伝えしておきます。

株式投資・不動産投資・FXのいずれもお金を増やす可能性もある一方で、
お金を減らしてしまうリスクもあります。

お金を減らすリスクを考えず全財産を投資に回してしまう方がいらっしゃいますが、
この行為は非常に危険です。

投資をする際は必ず、生活防衛資金(生活するうえで失っては困るお金)は銀行などで現金として確保したうえで、余剰資金を投資ることをおススメします。

一般的な生活防衛資金は生活費(1か月の出費)×6か月分と言われているので、
月に20万円の出費がある方であれば、120万円程度は現金で持っておくのが安心と言われています。

お金を稼ぐ

お金を稼ぐ(年収を増やす)方法は、サラリーマン・起業・副業など色々あります。

各手法は、稼げる上限額・稼げるまでの時間・リスクが異なるため、全員に共通する正解はありません

この機会に今後どのようにお金を稼ぎたいかどうかを立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

まずは具体的に年収を増やす方法についてご紹介する前に、
各手法での必要資金・年収アップ額・年収アップまでの時間・リスクについてご説明します。

手法 必要資金 昇給額 要する時間 リスク
転職 不要 ~300万円 数十時間 なし
資格取得で昇給 1万円~ 100万円 数百時間 なし
副業(起業系) 1万円~ 数百万単位 数百時間 資金次第
副業(アルバイト) 不要 時給次第 勤労時間分 なし

時間をかけずに年収を上げたい方は”転職

資格取得により昇給が望め、リスクを負いたくない方は“資格取得で昇給

副業にたくさんの時間をかける余裕のある方は”副業(起業系)

お金ではなく、現職・転職では得られない経験を積みたい方は副業(アルバイト)

私のおすすめは、転職です。
まずは転職エージェントに登録して、自分のスキルと年収がマッチしているかどうかを確認して、
現在の年収よりも高めることが出来る場合は転職することをおススメします。

既に年収と自分のスキルがマッチしている場合は、さらに年収を上げるために
資格取得や副業に挑戦する等の順で進めるのが、年収を上げる上で最も効率的です。

転職

私が最もおススメしたい方法である”転職”を紹介します。

転職による年収UPは他の方法と比較すると、数か月単位で効果が表れるため即効性が高い手法です。

また、転職活動は、途中で現職の年収よりも高いオファーが来ないと思ったら転職活動を中止すれば良いだけなので、リスクがないのも魅力的な点と言えます。

下記のいずれか1つでも当てはまる方は、特に転職をおすすめします。

  • 現職で3年以上の経験がある方
  • 全国平均年収(458万円)を下回っている方
  • 35歳以下で新しい領域に挑戦したい方
  • 現職入社前になかった新しい資格を習得した方
  • 数年後に昇格が出来そうな方

現在、終身雇用制度を撤廃する企業が増えてきたこともあり、年収UP・スキル向上を目的とした
転職が当たり前になってきました。

転職活動は1人では難しいため、転職エージェントを経由することをおすすめします。
企業のリサーチ・面接の準備・年収の交渉まで無料で依頼出来るので、数社登録して比較するのがおすすめです。

私も転職サイトの登録からたったの2か月で年収300万円UPのオファーをもらえました。

“転職エージェント・サイトの選び方”、“転職活動の全体像”、”成功する転職の進め方”
を下記記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

資格取得による昇給

私が次におススメしたい方法は”資格の取得”です。

転職と比較すると即効性はないですが、限りなくリスクを減らしたい方にはおすすめの手法です。

下記のいずれか1つでも当てはまる方は、特に資格の取得をおすすめします。

  • 将来に向けて新しいスキル・知識が欲しい方
  • 現職で未経験領域を挑戦したい方
  • 未経験領域で転職を成功させたい方
  • 5年以内に年収を数十~百万円アップさせたい
  • 新しい知識を学ぶのが好きな方
  • 比較的時間に余裕ある

現在、終身雇用制度を撤廃する企業が増えてきた転職が当たり前になってきたこともあり、
資格取得や新しいスキルの向上の重要性は高まってきました。

下記にて、“年収が上がる資格ランキング”、“おすすめの資格講座”をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

サラリーマン必見「最短合格のコスパ神資格講座9選」

年収アップの極意?転職に有利なおすすめ資格30選

英会話力を劇的にアップ!「おすすめの英会話講座7選」

最短でTOEICスコアアップしたい人必見!「たった100日で300点上げるTOEIC勉強法」

副業(起業型)

私が次に紹介する方法は”副業(起業型)”です。

Youtube、Tiktok、ブログ等が該当します。

収益化までは長い時間を要しますが、軌道に乗れば、継続的に収入・サラリーマンの年収を超えることも可能です。

時間とお金に余裕があり、新しいことに挑戦したい・自分の力でお金を稼ぎたい方におすすめの手法です。

下記のいずれか1つでも当てはまる方は、特に副業をおすすめします。

  • 不労所得を得たい方
  • 最初は年収が低くても、将来的に多くのお金を得たい
  • 比較的時間に余裕ある
  • 現職で未経験領域を挑戦したい方

近年は、副業OKの会社が増えてきているので、本業以外で新たなスキルを伸ばす重要性は高まってきました。

下記にて、“副業の種類・年収・ランキング”をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

(準備中)副業おすすめ

副業(アルバイト型)

私が次に紹介する方法は”副業(アルバイト型)”です。

Uber EatsやTimee、クラウドワークスを活用した記事作成代行等が該当します。

すぐにお金を稼ぐことができるため、すぐにお金が欲しい方には良いと思います。
一方で、スキルが上がらない仕事や新しい知見が収集できない仕事を選択すると、いつまでの時給の低いままになってしまうため、将来的に時給を上げていきたいと思う方はあまりお勧めできません。

出来る限り新しいスキルを身に着く副業(アルバイト系)をすることをおすすめします。

下記にて、“副業の種類・年収・ランキング”をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

(準備中)副業おすすめ

まとめ

今回は「たった3年で貯金1000万円?「誰でもできる貯金術」」を紹介しました。

私は長年、FPとして、企業や個人のお客様のご状況に合わせた、最適な節税や収入増プランの提案をしておりますが、投資・節税の手法が分からず、途中で挫折してしまう人を多いので、最後まで諦めないで、実践してみてください。

以下の記事では、「節税・年収増に関する内容」について解説しているので、こちらの記事も是非併せて読んでみてください。

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