高学歴不要?外資コンサル内定に必要な学歴・資格

転職

コンサル会社に興味はあるけど、「高学歴や海外大卒の英語できる人しか内定が取れないのでは?」、「公認会計士やMBAの資格は持っていないと内定は取れないのか?」 、「留学経験ないし、TOEIC、TOEFLの点数は低いけど内定は取れるのか?」等、コンサル会社の内定獲得のハードルの高さがわからず、悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

この記事では、外資系経営コンサルティング企業で面接官をしていた経験から、「外資系コンサル内定に必要な学歴・資格」等、様々な疑問にお答えしつつ、皆様に外資系コンサルタントの内定獲得のポイントと対策方法を紹介していきます。

この記事は「外資系コンサル会社の内定を獲得したい人」、「外資系コンサル会社に興味を持っている人」に読んでいただければ幸いです。

外資系コンサルタントに学歴は不要

出身大学を足切りに設けているケースは殆どありません

しかし、コンサルタント職ではロジカルシンキングが求められる都合上、旧帝大、早慶、MARCH、海外大で9割を占める構成となっており、結果的に高学歴の方が多い傾向にはあります。

これは、学歴フィルターが存在するというより、高学歴ほど優秀な人材が多いため、結果的に選考を突破しているケースが多いためです。

一方で、東京大学のように超高学歴でも必ず受かるわけではありません。超高学歴の方でも面接の対策をしていなければ選考を突破することはできません。一方、MARCHクラスでも学生時代や前職で多くの経験を積み、論理的思考力をアピールすることができれば内定を獲得することは不可能ではありません。

コンサル転職に必要な知識

課題解決力

課題解決力は「クライアントニーズの理解」と「分析力と問題定義」が掛け合わされて効果を発揮することが可能です。

クライアントの課題の解像度が低くなってしまうと、打ち手がぶれてしまったり、説得力の弱い提言になってしまったりしてしまいます。

「クライアントニーズの理解」はクライアントのビジョンや目標を理解し、それに基づいて解決策を提供できることが大切です。

また、「分析力と問題定義」は複雑な問題を深く理解し、根本的な要因を明確にする能力が必要です。問題・課題を正確に定義することは、解決策を見つける第一歩となります。

論理的思考力

論理的思考力は「クリティカルシンキング」と「分析能力」が掛け合わされて効果を発揮することが可能です。

論理的思考力は最終的な解決策の質を向上させるために最も重要なスキルとなります。

「クリティカルシンキング」は論理的かつ創造的な思考が必要となります。既存の課題に対する標準的なアプローチだけでなく、新しい視点からも問題に取り組むことが求められます。

「分析能力」は新しい業界やクライアントのビジネスに対する理解を迅速かつ効果的に深めるための高い研究能力が求められます。

コミュニケーション力

コミュニケーション力は「クライアントへの理解・対話力」に加えて、「チームワーク」と「プロジェクトマネジメント」が掛け合わされて効果を発揮することが可能です。

コンサルは常に新しいメンバーで構成されるため、プロジェクトの成功にはチームメンバー・クライアントとの適切なタイミングでのコミュニケーションが不可欠になります。

「クライアントへの理解・対話力」について、要件の理解、提案の説明、結果の報告等クライアントとのコミュニケーションを取る際は、相手の知識レベルに合わせた適切なコミュニケーションが必要となります。

「チームワーク」について、プロジェクトは1年以下という短期間で複数メンバーと協力及び効果的なコミュニケーションが求められるため、相手の働き方・知識レベル・得意/不得意・コミュニケーションスタイル等、新しいチームメンバーへの迅速な適応が求められます。

「プロジェクトマネジメント」について、プロジェクトの進捗管理や期限の遵守が重要とな

コンサル転職に有利な資格

ITスキル・プログラミング

近年はSAP系などのテクノロジー案件が増えてきており、戦略案件だけでは経営が難しくなってきたコンサルファームの多くはテクノロジ-案件に舵を切り始めています。システム導入の経験がある方、プログラミングスキルを持っている方は選考でも非常に有利に進めることができるため、内定確率を上げることができます。

留学経験・ビジネス英会話力

従来からコンサルファームで必須のスキルとされてきた英会話能力ですが、企業の成長にはグローバル化が必要不可欠となっているため、英会話能力の必要性が上がっています。原則、ビジネス英会話ができるかどうかが基準とはなりますが、TOEFL 80点/TOEIC 900点程度あれば選考でかなり有利に進められる可能性が高いです。

MBA・公認会計士

MBA、公認会計士などの資格は希少性が高く、コンサルファームでは実務に直結する資格であるため、他の受験者と差別化を図ることが可能で、選考を非常に有利に進めることができます。

コンサル希望者おすすめのエージェント

コンサル会社は他の会社とは異なる特有の面接を行うため、対策なしで突破するのは非常に難しくなっているため、下記のエージェントを活用することによって合格の可能性を上げることが可能です。

また、エージェントを通すことにより年収アップの交渉がしやすくなる等メリットしかないため、積極的な活用をおすすめします。

転職サイト MyVision INTLOOP アクシスコンサルティング
おすすめ 高年収コンサルファームに絞って転職
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MyVision

出典:MyVision

MyVisionは、30〜50代を対象にしたハイクラス層向け転職支援サービスです。エグゼクティブ求人に強みがあり、専任のコンサルタントによるサポートで、豊富な経験を活かした手厚い支援が提供されます。

企業名 株式会社MyVision
サービス名 MyVision転職支援サービス
対象業界 コンサルティング、IT、経営企画、管理職
対象年齢 20〜50代
年収条件 600万円以上
取引会社数 200社
累計支援実績 1,000名
サービスの特色 ハイクラス層を対象に、エグゼクティブ求人に特化し、専任コンサルタントによる手厚いサポートが特徴

ハイパフォキャリア(INTLOOP)

出典:【ハイパフォキャリア】

INTLOOPは、コンサルティングやIT業界での転職支援を得意とし、フリーランス支援も行うサービスです。20〜50代を対象に、専任コンサルタントが年収500万円以上の求人を紹介し、きめ細かくサポートします。

企業名 株式会社INTLOOP
サービス名 ハイパフォキャリア
対象業界 コンサルティング、IT、エンジニア、フリーランス
対象年齢 20〜50代
年収条件 500万円以上
取引会社数 1,000社
累計支援実績 41,000名以上
サービスの特色 コンサル・IT業界に強く、フリーランス支援も充実

アクシスコンサルティング

出典:アクシスコンサルティング株式会社

アクシスコンサルティングは、コンサルティングやIT業界に特化した転職支援サービスです。20〜40代を対象に、年収700万円以上の求人を豊富に取り揃え、キャリアアップを支援します。

企業名 アクシスコンサルティング株式会社
サービス名 アクシスコンサルティング転職支援サービス
対象業界 コンサルティング、IT
対象年齢 20〜40代
年収条件 700万円以上
取引会社数 100社
累計支援実績 85,000名
サービスの特色 コンサル・IT業界に特化し、高収入ポジションが豊富

まとめ

今回は「外資系コンサル企業内定に必要な学歴・資格」を紹介しました。私は長年、経営コンサルタントとして働きながら人事や面接官をしておりますが、コンサル会社は他の会社とは異なる特有の面接を行うため、対策なしで突破するのは非常に難しくなっています。転職エージェントは転職支援・面接対策のプロなので、コンサル転職・就職に興味がありましたらぜひ登録してみてください

以下の記事では「転職に関する内容」について解説しているので、気になる記事も併せて読んでみてください。

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